検問と闘いながら@Venezuela


01May2013, Ciudad Bolivar, Venezuela

Canaima(カナイマ)村からCiudad Bolivar(シウダー・ボリバル) に戻ってきた私たちにを空港で迎えてくれたのは、つい先日、Perto Ordaz(プエルト・オルダス)で出会ったツアー会社の恰幅の良いおじさん。
無事に戻ってきた私たちを笑顔で迎えてくれて、「TOYOTA carが来ているよ!」と声をかけてくれた。

次の目的地、Santa Elena(サンタエレナ) & Monte Roraima(ロライマ山)は、ここCiudad Bolivar(シウダー・ボリバル)から約6時間かかる、ブラジルとの国境にほど近い街。
日が沈もうとしている中、2台のゴツイTOYOTA carに乗り込んで、期待と不安の中、車が出発する。

ほどなくして、渋滞にはまるTOYOTA car、前を見てみると………

検問です。

ポリスメンと軍人さんがやっていて、観光客から金品を奪うのみならず、服を脱がされたヒトまでいるという噂が聞こえてくる、悪名高きあのベネズエラの検問です。

検問にあうだろうなと想像はしていたけれど、移動距離が6時間もある車の旅だとやっぱり出会ってしまうものですね。
みんな大慌てで持っていたお金を分散させたり、転がっていたゴミ袋に入れたり、車の隙間に隠して隠ぺい工作(靴の中や下着の中だと脱がされて盗られると聞いていたので)。

ほどなくして自分たちの番が回ってきて。
外国人が乗っていると気が付くと、すかさずパスポートチェック。
それから当たり前のようにトランクを開けて、念入りに荷物をチェックをし始めた。
かなりの時間が経過して、みんなでドキドキとしながらその様子を見守っていたけれど、何事もなくOKの返事をもらえた。

その後も何度も検問はあったけれど、観光客向けバスではないからか、運転手のおっちゃんの顔が広いせいなのか、ベネズエラ語で軽くしゃべっては検問を素通りするというラッキーが続き、念入りな検問はこの1回だけでだった(お金も全額無事)。

長距離バスではかなり念入りに一人ひとりチェックされたという噂の聞くので、安さだけで長距離バスの移動を選ばなくて正解だったんだな、と後になって思います。



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