05May2011 Puno, Peru
07:30pm
Restaurantに入るときのこと。
こちらを日本人だと気が付いた店員さんに声をかけられた。
3月11日に起こった震災。
それに対する、日本へのお悔やみの言葉を伝えられた。
今回の震災で、日本へ向けられた様々な支援。
お金や物資、救助活動など、形あるもの。
twitterや動画など、ネットを通じて届いた日本の人々を支ようとする言葉。
世界中から支えてもらえたことに感動を覚えた。
でも、そんな様々な支援対して、相手にお礼をすることができていなかった気がする。
もちろん、これまでだってメールやFacebookなど、伝えれれた言葉に返信はしていた。
でも、相手の顔を見て「ありがとう」と、返したことは一度も無かった。
そして、この日。
私に直接伝えられた言葉に「ありがとう」と、やっと自分の言葉で返すことができた。
そんな些細な出来事だったけれど、とても温かい気持ちになれた。
日本にいて、自分が同じような場面に直面したとき、相手にこんな風に声をかけただろうか。
ふと、そんなコトを感じた。
日本で生活していると、自分のちっぽけな世界で精一杯で。
街中で出会っただけの異国の人に目を向け、その国のことを考える余裕もなく生きている気がした。
異国の人だけではなく、同じ日本人であったとしても、こんな風に声をかけることもしていなかった。
相手へ形あるものとして手を貸してあげることはできないかもしれない。
だけど、言葉をかけてあげることはできる。
その大切さを、この日、教えられた気がした。
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