リャマとアルパカとビクーニャ


05May2011 Sicuani, Peru 

11:15am
昼食前の戯れ。
アンデスで会いたかった動物、アルパカにやっとご対面。 

左奥にいるのがMachu Picchuでもたくさん見た、Lama(リャマ)。
ラクダ科ラマ属。
毛がごわごわしているので体毛はあまり活用されず。
ラクダと同じで荷物運搬用として家畜されているらしい。 

そして、やっと出会えたのがalpaca(アルパカ)!
日本では某CMで起用されて有名になった動物。 
alpacaは生息地が3500m-5000m。
なので、2400mのMachu Picchuでは見ることができなかったの。 

alpacaはラクダ科ビクーニャ属。
体毛がセーターとしてよく売られていて、ペルーの特産品。
特に高価になるのは、ベビー・アルパカ。
生まれて初のalpacaの毛は柔らかくて最高品質らしい。 

下の写真のこいつがベビー・アルパカ。
毛が柔らかくてとっても気持ちよかった。
 ベビー・アルパカは良質の毛。
なので、ペルーのお土産屋に行くと、「これ、ベビー・アルパカね。」
よくそんな風に売り込みをかけられる。
でも、触ってもベビーアルパカなのか、ただのアルパカなのかはよく判らない... 
手触りだけじゃ見分けがつかない。
でも値段は違う。
お土産屋でいくつもセーターを触っては日々悩む...


思いがけず出会えたのは、希少動物vicugna(ビクーニャ)。
アルパカと同じ、ラクダ科ビクーニャ属。 
生息地はalpacaよりもちょっと高い標高3700-5000m。
アルパカよりも小柄で、日本に女性と同じくらいの体長。
体毛が細くてアルパカよりも良質らしい。
そして、そのお肉もおいしいため、一時は絶滅の危機になった動物。

そんなわけで、ペルーを旅していてもなかなか出会えないビクーニャ。
首の下に長い毛が特徴らしい。 

ご対面したこのビクーニャ。
与えられた草にすっかり飽きたのか、この後、違う餌を捜して歩き回っていた。
そして見つけたのがなんと、コカの葉!!
動物たちと戯れた後の休憩で飲んでいたコカ茶用の葉っぱをむしゃむしゃ食べていた。
ビクーニャ君、コカの葉でトリップしたりしないかな...

 【標高:3542m】


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Author; annabel

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生息地:Tokyo,Japan

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