06May2011 Lago Titicaca, Peru
トトラ葦を浮かべただけのウロス島の作り方は、とっても簡単。
葦の根を縄で縛ったものを土台にして、その上に葦を乗せているだけ。
家族が増えたら、面積を広げられることもできる。
集落の人と喧嘩をしたら、ざくざく鋸で島を切り離して、引越しもできる。
こんな風に便利な土地作りができる島。
でも、簡単にできているだけにリスクもあるみたいで...
水面下のトトラ葦は腐ってしまう。
なので、毎回大量の葦を刈っては、継ぎ足しをしないといけない。
そして、浮島なので流されてしまうこともあるらしく...
起きたら知らない場所に流されて居た、なんてこともあるらしい。
そして、もちろん、浮島の生活には、ガスも水道も、下水だってない。
(電気だけは太陽光です)
自由に移動ができる分、とてもたくさんの不自由もある生活。
でも、土地のためにたくさんの税金を払わなくてはならない、今の世の中。
住む場所を自由に作れる浮島生活は、なかなか捨てることのできない物なのかもしれない。
ウロス島を説明してくれた女の子の民族衣装を借りてすっかりウル族な感じに。
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