31Dec2011 Alaska, United States of America
Fairbanks International Airportへ到着した日。
外の気温は-12℃。
ここ最近、スノボにも出かけていないわたしには、久しぶりに目にした雪景色。
フェアバンクス空港から、一歩、外へ出てみる。
すぐに空港の中へ逆戻りしてしまうくらいの、きーんと張りつめたような空気が身を包む。
寒すぎて、外になんて30秒も居られなかった。
でも、Hotelまでの移動途中。 送迎してくれた運転手さんの言葉。
「今日は暖かいね」
(以下、英語で返答できず、心の中の叫びです)
......何を言ってるの!?
-10℃だって、-30℃だって、外に居られないくらい寒いことに変わりはないしっ
だって、まだ夕方の6時なのに、外を歩いているヒトさえ見かけない。
この街の住民だって、寒いと思っているから外に出ないんじゃないの!?
-12度の世界に、そんな感想を抱いたフェアバンクス初日。
それから3日後の、今年最後の日となる、大晦日。
ここ最近のフェアバンクスでも珍しいと聞いた、大寒波がやって来た。
日を追うごとに気温は下がっていって、とうとう気温は-35度。
外の寒さは、吸い込む空気の冷たさに咳が止まらなくなるくらいで。
ほんの少し外に居るだけで、鼻は凍るし、まつげが凍って目も開かなくなる。
2重に着けた手袋でも指先は冷たくて。
ブーツの中で3重に履いた靴下とホッカイロに守られた足の指は、千切れそうな痛みを訴えている。
そうだよね。 確かに-12度の世界は暖かかった。
運転手さんの言葉は正しかったよ。
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