03May2012 Poon Hill, Nepal
「このトレッキングを経験したら変わるかもしれないね。」
ネパールでのトレッキングの最中、長く続く坂道の苦しさに息を切らせながら聞いた言葉。
ネパールでトレッキングをしていたとき
旅をしていないときの生活は、ただ働いているだけ。
だから、体力も普通の人以下だったかもしれない。
なのにどうしてだろう... 気がついたら、クライミングにどっぷりとのめりこんでいて。
平日も週末もクライミングをして。
すっかりと、「山」と「岩」が趣味の場になっている自分にふと気がついた。
ネパールでのトレッキング。
山の魅せられて、私の山好きの人生が始まってしまった。
「もしかしたら山に目覚めてしまうとか、スポーツに目覚めてしまうとかさ。」
初級者用のトレッキングコースとは思えない、急な坂を登りながらそんな声をかけられた。
「そんなことは絶対に無いよ」 なんて、笑い返していた自分を思い出す。
旅は好き。 でも、旅以外に特にこれといった趣味は無くて。
家に帰って、休んで。 週末は家でゆっくりと過ごして。
仕事に埋もれながらも、次の旅を想像して。
ガイドブックで調べたり、旅の手配をしたり。 そんな生活。
アクティブな趣味もこれといってなくて。 毎週末に出かけている人を見て、「よく疲れないな…」なんて、思っていた。
元々、そんなにスポーツは好きじゃない。
これまでの人生で運動を定期的にしていたのは中学の部活までだった。
クライミングのために山に行き。 登山なんてこれまでやったこともなかったはずなのに。 山登りまで始めてしまった。
長い長い道のりの先、sun riseとともにヒマラヤを目にした瞬間。 魔法にかけられたかのように山好きになってしまったみたいだ。
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